取り扱いサービス ゲートリンクサービス

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専用ネットワーク通信で
整備や運航に飛躍的な効率化を

テクノロジーの発展と共に航空業界の安全性向上や効率改善に進歩をもたらし続ける、航空機のIoT化。特に2000年代後半以降、整備データや運航データのデジタル化が本格化し、それまで手作業で行われていたソフトウェア部品や機体マニュアルなどの搭載、航空機からのデータの取り卸しがネットワーク経由で行えるようになりました。
時代が求める航空機のあり方と歩調を合わせる形で始まった「ゲートリンクサービス」は、その名の通り、航空機を駐機するゲートエリアにおいて高品質かつ信頼性が高いデータ通信を提供し、整備業務と運航業務の飛躍的な効率化に貢献しています。

  • 駐機中の航空機と
    航空会社をつなぐ

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    航空機と航空会社のシステムを
    専用ネットワークで接続

  • 専用ネットワークで
    信頼性が高いデータ通信

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    整備や運航関連のデータを
    高品質かつ迅速に送受信

  • 24時間365日の
    安定した稼働

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    24時間365日体制で
    稼働状況などを厳重に監視

  • 羽田空港・成田空港で
    サービス提供

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    羽田空港と成田空港の
    専用エリアで利用可能

  • すべての航空会社が
    利用可能

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    航空機単位でシステムに登録する
    ことですべての航空会社が利用可能

地上にある航空機の通信機器と航空会社のコンピュータをつなぎデータを送受信

「ゲートリンク」は、航空機に搭載された機器(EFBなど)と航空会社などのホストコンピュータ間を無線LAN通信と通信回線でつなぎ、ソフトウェア部品、電子化マニュアル、航空機の機体情報などのデータを送受信します。地上側のシステムは、空港のゲートにアクセスポイントを設置し、当社の専用ネットワーク経由で航空会社などに接続します。また、航空機用のデータ通信に適した信頼性・セキュリティーを確保し、アビコムセンターでの24時間/365日の常時監視のもと、サービスを提供します。

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EFB
Electronic Flight Bag
操縦マニュアル、乗務マニュアルや航空図などをデジタル化し、専用デバイスに搭載したシステムを指します。

アビコムセンター

高度な監視体制と万全のバックアップ体制を国内に備えたデータセンターです。サービスを利用するすべての関係機関と常に連絡可能な体制を整えています。

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稼働状況を24時間監視

航空機と地上との間のデータ通信を24時間365日、中継・監視しています。

万全のバックアップ体制

すべての設備を冗長化しており、万が一、使用中の機器に不具合が発生しても影響を最小限に抑えたサービス提供を可能にしています。

駐機中の航空機の通信機器と航空会社のコンピュータをつなぐ「ゲートリンク」は主に出発前と到着後の通信に使用されます。出発前に通信される内容は主に整備業務と運航業務に関わるデータです。整備業務においては主翼やエンジンなどの制御機器用ソフトウェア、コクピットの表示機器用ソフトウェアをはじめ、さまざまなデータを搭載します。また、運航業務においては従来書類として携行されていた操縦マニュアルや搭乗マニュアル、航空図などをデジタルデータとして専用デバイスに搭載します。到着後は、フライト中に機体で生成されたデータ(速度、エンジンの動作状態、高度、機体の姿勢など)の取り卸しがすぐに始まります。これらのデータは運航管理や日常的なモニタリング、詳細な飛行データ分析などに活用されています。

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